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いのちふるさと講座 プログラム

第1回 午前の部
地球学としての宇宙…きずなを考える
講師:松井孝典(東京大学教授)
松井孝典

宇宙の中で唯一「水をもつ惑星」地球。人間は、地球の時間と地球のシステムを10万倍加速して豊かさを得てきました。しかしこのやり方を続ければ、人間圏として生きられるのはあと100年でしょう。私たちは何をどうしたらよいのか、人間圏の枠組みのあり方を問い直します。

第1回 午後の部
極地の旅で学んだこと
講師:大場満郎(冒険家)
大場満郎

冒険とはなにか、未知とはなにか、孤独は何か、挑戦とは何か、 その中から浮かび上がってくる自己との戦い、 それらはすべて「生」への道につながるもの。

第2回 午前の部
新型インフルエンザの予防と対策
講師:岡田晴恵(国立感染症研究所研究員)
岡田晴恵

「鳥インフルエンザ」の脅威にさらされている地球。まったく無防備でいる日本に警告を鳴らし続けている免疫学者の現場からの声。私たちの暮らしの安全性を考えてみます。

第2回 午後の部
動物の唄…本能に還れ、動物から学べ
講師:中川志郎(動物愛護協会理事長/元上野動物園園長)
中川志郎

動物は時に人間より賢い。自然の力、本能の力を知っているから。今こそ、人間の本能の力を信じ、基本に返れ、と動物の実態を通して教えていただきます。

第3回 午前の部
生命の時間
講師:本川達雄(生物学者)
本川達雄

人は、何かを創造し伝えるという天分を持っている。 命の中の祈り、限りのある命の時間の使い方こそに叡智を持つべきではないだろうか。 子守唄を自らつくり歌うというユニークな発想を学びたい。

第3回 午後の部
講師:森 隆夫(日本教育文化研究所所長/お茶の水女子大学名誉教授)
心のきずな…いのちをつむぐ、愛をはぐくむ

教育とは個別の生きようを見つけることであり、生涯の中でこそ華を咲かせていくというものでなくてはならない。柔軟に楽しい教育への発想は、多くの教育者への道しるべとなっている。生涯学習は森さんの考えから始まったといって良い。

第4回 午前の部
古代エジプト文明の魅力
講師:吉村作治(サイバー大学学長/早稲田大学客員教授)
吉村作治

エジプト文明は古代からの人類の壮大なロマン。謎と歴史の中に、人の永久の命の源を解く鍵が眠っている。発掘という中で夢を追う吉村作治ワールドをたっぷり味わいたい。

第4回 午後の部
鎮守の森が地球を救う
講師:宮脇 昭(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)
宮脇 昭

私たちは、命ある生きものと死んでいるものの区別さえつかない文明をつくってしまった。地球は破壊され、砂漠化が猛烈に進んでいる。緑豊かなはずの日本でも、0.06%しか残っていない本物の森。「鎮守の森」で世界の砂漠化を防ぐ「いのちがけの実践」に触れさせていただきます。

第5回 午前の部
臓器移植…生と死の境を考える
講師:太田和夫(東京女子医科大学名誉教授)
太田和夫

腎移植という分野の第一人者。医術の発達という中に身をおき、移植という賛否両論の中で未来の医学のあり方を語っていただきます。内臓の売買が始まっている今、この問題は決して、他人事ではないのです。

第5回 午後の部
命、体、心…「ヒト」から「人」に
講師:小林 登(東京大学名誉教授/国立小児病院名誉院長)
小林 登

小児科医としての実績から、子供学、育児学、虐待という子供の心身の病気はなぜ起こるのか、これからの社会のありようと子供との接点をわかりやすく解明していただきます。

第6回 午前の部
ふるさとの民話を語り伝えて
講師:石井正己(東京学芸大学教授/ 遠野市立図書館博物館顧問)
石井正己

民俗学の宝庫といえる遠野を舞台に、民話や昔話伝承の世界のありようと必要性を資料を駆使し、触れて遊んでみたいと思います。

第6回 午後の部
ふるさとの定義…急ぎ過ぎて見落としてきた大事なもの
講師:市川森一(脚本家)
市川森一

九州島原の生まれ、ふるさとを離れて多くの脚本を書いています。ふるさととは何か、人はふるさとをどう捕らえているのか、又、ふるさとはいかにあるべきか、考えてみます。

第7回 午前の部
歌の精神史…山上憶良から美空ひばり、尾崎豊まで
講師:山折哲雄(宗教学者)
山折

宗教家として、時代の中に歌はながれている背景を、山頭火、美空ひばり、尾崎豊などを通して話し、 日本人が喪失した精神の叙情の大切さに触れてみます。

第7回 午後の部
開かれた美しいふるさと再興を
講師:川勝平太(静岡県知事)
川勝平太

海洋日本のふるさとづくり。それは、「美しい水と緑の惑星」・地球の姿に似せた「ガーデン・アイランド」づくりなのではないか。東洋も西洋も融合し、人類の諸文化のエッセンスが生きている日本文化の真髄を、存分に語っていただきます。

第8回 午前の部
日本の音楽…上方の音・江戸の音
講師:杉 昌郎(集団・日本の音主宰)
杉 昌郎

日本の音の系譜、文化の中の音、その分派。能や歌舞伎、謡いなどの日本の音を歴史から洗い出し、現代の音までたどってみます。私たちの生活にあるすべての音に歴史がかぶさっています。

第8回 午後の部
神様仏様ご先祖様…この融通無碍なる日本
講師:神崎宣武(民俗学者)
神崎宣武

結婚式は神前、お葬式は仏教、八百万の神様たちにクリスマス…不思議な日本人の信仰心と日常性を紐解き、触れるものすべてを自家薬籠中のものとする日本人の、融通無碍の技とエネルギーをたどります。

第9回 午前の部
アジアの視点から
講師:李 景朝(画家)
李 景朝

大阪の韓国といわれる土地に住み、ふるさとを描く韓国の画家が、アジアの視点から世界を語ります。多くの著名な文化人との交流の中から、日本はどう映ったのだろうか。

第9回 午後の部
望郷の歌「アリラン」
講師:李 順子(歌手)
李 順子

在日という立場から、また、歌手として日本と韓国の間に横たわるものを、体験を通して謡い話していただきます。アリランの夕べになります。

第10回 午前の部
拉致問題…中央アジア・北朝鮮そして日本
講師:中山恭子
(参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会委員)
中山恭子

拉致は人権として、決して許してはいけない。その戦いの全貌と国家のあり方、人権とは何か、国家は個人の人権と命を本当に守れるのか、大きなテーマの提唱があるはずです。

第10回 午後の部
江戸の暮らし・今の暮らし
講師:石川英輔(作家)
石川英輔

江戸という時代はまだ手の届くところにあります。江戸から学ぶところは大きく、今こそ、江戸のあらゆるありようを手本にすべきと考えています。

第11回 午前の部
「美しい日本、はじまりの奈良」を新しいまちづくりのモデルに
講師:福井昌平(平城遷都1300年記念事業チーフプロデューサー
元「愛・地球博」チーフプロデューサー)
中山恭子

愛知万博のプロデューサーとして、また、平城遷都1300年記念行事のプロデューサーとして、人を動かし、企業を動かし、物を動かすということの意味は何から始まり成功に導くか、教えていただきます。

第11回 午後の部
いのちを感じる技術
講師:石井威望(東京大学名誉教授)
中山恭子

人間を救う技術とは…。情報、環境、21世紀のグランドデザインから未来を見据える発想と具体的な理論の組み立てを教えていただきます。 ソフトとハードの中から、命のありようを模索していきます。

第12回 午前の部1
毎日、出会いに感謝して
講師:臼井静枝(日光商工会議所女性会会長)
臼井静枝

接客とは何か、人をもてなすとは何か、その心と技術の中から、土地の文化と旅館の融合の成功を体験からお話いただきます。

第12回 午前の部2
「まち」を立ち上げるものは何か?
講師:出島二郎(マーケテイングプランナー)
出島二郎

「金沢フードピア」は金沢の青年実業家たちに、プロデューサーとしての能力と、多くの人たちの土地のサロンとしての 成功例を示しました。その後、長浜、京都の町とはどうあるべきか、を具体的に立証してくれたその根源の思想と実行力とはいかなものか、総合プロデューサーの方法論を伺います。

第12回 午後の部1
木の心を読む
講師:林 以一(木挽き職)
林 以一

木について考え、自然とのかかわり合いを見つめ直す…現代人が忘れかけている「いのち」のリズムを取り戻す王道だと思います。最後の江戸木挽き職人が匠の叡智を語ります。

第12回 午後の部2
江戸への夢(江戸売り声)
講師:宮田章司(売り声)
宮田章司

江戸の物売りの数々の再現から、庶民の暮らしと経済、文化などが浮かび上がってきます。「声」が商売の財産だった時代の町を想像してみたいと思います。

第12回主催者 NPO法人日本子守唄協会 ごあいさつ
いのち・ふるさと、その原点の子守唄を見つめ直して
西舘好子(同協会理事長/社団法人日本民族音楽協会副理事長)
西舘好子

子守唄を聴くと、人はなぜ切ない気持ちになったり、涙を流したりするのでしょうか。それは子守唄の旋律が、人の心の一番深いところに触れるからです。人は生まれながらにして悲しいから、そして生きることの悲しさを知ることによって、より優しくなれるのです。

いのちふるさとDVD

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日本の語り部 講師プロフィール

松田妙子(まつだ・たえこ)
(財)生涯学習開発財団理事長
1950年代に20代後半でアメリカに留学、テレビマスコミについて学び、NBCテレビ演出課に勤務。戦後のアメリカ文化をライブに吸収しながら、戦後日本の弱さと強さを公平に見てとる歴史観を独自に形成。その集大成とも言える、日本の住文化の研究によって、1999年に東京大学工学博士号を取得。昭和52年(財)住宅産業研修財団を設立し理事長に就任、昭和61年(財)生涯学習開発財団理事長に就任、現在に至る。
樋泉岳二(といずみ・たけじ)
早稲田大学講師
考古学と地質学、生物学などとの共同作業によって、人間と環境の関係に照明を当てる「環境考古学」を駆使する、新進気鋭の若手研究者。地質年代の地球環境変動史から、近代の北海道開拓まで、その視点は従来の歴史的区分の垣根を飛び越えて縦横無尽。時間軸に沿って、歴史の世界にズームイン、ズームアウトする方法を体現する。
山田昌久(やまだ・まさひさ)
東京都立大学助教授
縄文文化を、地球規模の人類史的スケールのなかで再編成する研究を推進。縄文土器などのモノの研究にとどまらず、縄文人の大きな発明の一つは「村」という社会システムにあったとする研究成果は新鮮で、今日の巨大都市システムに変わる未来的なモデルとして参照できるものと期待される。縄文を、たんなる過去ではなく、未来に生きる日本人の知恵のモデルの宝庫として取り出す手つきがあざやかである。
藤井恵介(ふじい・けいすけ)
東京大学建築学科建築史研究室助教授
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻。専門は日本建築史。日本の建築について、空間とデザインという視点から考察。法隆寺など歴史的な日本建築の躯体から装飾的なディテールまでをふくめ、その建築空間に立つ人の視点からの研究を得意とする。日本の木造建築における素材や建築技術だけでなく、そこに生きる人と住空間との関係を重視した数々の研究成果を持つ。密教建築など仏教建築にも造詣が深い。
荒井将佳(あらい・まさよし)
畳アドバイザー
台東区にある畳屋「荒井啓佐司商店」主人。畳の効能、畳文化、その歴史に関する研究は天下逸品、日本の住文化全体に及ぶ。テレビ、ラジオ、セミナーなどで、日本の伝統的家屋の良さを伝え続ける伝道師。
林 以一(はやし・いいち)
木挽職
激減の一途をたどるなかで、その技を継承し続ける木挽き職の全国十指に数えられる一人。その中でも、木の性質を見抜き、最も効率のよい木取りのできる職人として知られる名匠である。
田中優子(たなか・ゆうこ)
法政大学第一教養部教授
1986年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞に輝いた『江戸の想像力』で、江戸ブームの火付け役となった。視点を固定しない比較文化学の方法を駆使して、「島国日本」「鎖国」などの歴史への誤解を解く手並みは、実にあざやかで、その手さばきに目からウロコが落ちるほど。広くアジアに視野を広げる氏の歴史への目は、現代へも及び、インターネットなどへの目配せも含め、つねに歴史的現在を語る姿勢を崩さない。
木村 孝(きむら・たか)
染織研究家
「着物がなぜ日本人に似合うのか」を語ると、氏の右に出る者はいない。氏自身、春夏秋冬、キモノを着続ける和のお洒落の達人。染の技を身体に障害を持つ人たちに伝授する活動も行う。染織研究のかたわら、着物コーディネート、文筆も手がけ、20代女性のファンも多い。
小宮康孝(こみや・やすたか)
江戸小紋染色重要無形文化財保持者
小紋染に必須の型紙の保存、型紙彫刻術の向上に生涯をかける人間国宝。時代とともに掘り崩れた文様を、旧様の正しい形に復元することに執念にも似た熱意を燃やし、明快な小紋染の境地を開いた。技と人間が一体となった存在である。
福田 浩(ふくだ・ひろし)
「なべや」店主
江戸料理研究の大家で、同時にその料理人。西洋料理とも現代の日本料理とも異なる奥の深い江戸料理の味を伝え続ける。永田町の日本料理店「三到」で修業後、家業を継ぐ。5月は川鱒、6月は鮎と、「なべ家」の献立は旬に合わせて毎月変わる。技を生き、技を語れる数少ない名匠。
西角井正大(にしつのい・まさひろ)
国立劇場参与・実践女子大学教授
傳武蔵国造家の末えいで、旧官幣大社氷川神社社家の三男として出生。文化財保護委員会(現文化庁)文部技官を経て、国立芸能部へ。民俗芸能、琉球芸能の制作を担当。調査養成部長、芸能部長を歴任。定年後、実践女子大学美学美術史学科教授となり、民俗芸能、芸能史、伝統文化を講じ、伝統文化の次世代への伝承に努めている。
茂出木雅章(もでぎ・まさあき)
「たいめいけん」オーナー
いまだに「50円のボルシチ」を守り続け、多くのオムレツ・ファンを生み続ける、和魂洋食の店のオーナー。幼いころから、父のもとで料理を学び、大学卒業後、本格的に料理の修業を始める。父亡き後、店を継ぎ洋食の普及研究に努めている。日本凧の会会長も務め、本業の料理と趣味の凧の研究を兼ね、1年に10数回世界各国をまわり、現地の料理研究に余念がない。
神崎宣武(かんざき・のりたけ)
宇佐八幡神社宮司・旅の文化研究所主幹
1944年岡山県生まれ。学生時代から宮本常一に師亊し、観念的な歴史観を排した生活の実相に迫る民族学的手法で江戸時代を中心に歴史の読み換えを押し進める。とくに神棚と仏壇が共存する日本人の宗教心の謎に迫る「ニッポン教」という仮設は刺激的である。現在「旅の文化研究所」運営評議委員、国立民族学博物館共同研究員などを務める。郷里では本職の神主さんでもある。著書に『盛り場の民俗史』、『神様、仏様、ご先祖さま』などがある。
津田真一(つだ・しんいち)
真福寺住職・国際仏教学大学院大学教授
おそらく日本で一番サンスクリット語が読めるのは、この人である。空海が開いた真言密教の研究から、その淵源、インドの原始仏教にまでたどりつき、インドにも足を運ぶ。足立区梅田にある真言宗のお寺「真福寺」の住職でもある。キリスト教と仏教の比較に進み、最近は檀家さんへの法話は、もっぱらキリスト教の話とか。そこには従来の、西洋文化は合理的、日本文化は非合理的、主情的といったステレオタイプの見方を刷新する可能性が秘められている。
寺山旦中(てらやま・たんちゅう)
筆禅師家・武道研究家
日本文化の特性とも言える、ジャンルに因われない融通無碍の「芸」のありようを、剣と書画をともによくした宮本武蔵に見出し、自らも書と禅が交流する、呼吸法を取り入れた書法「筆禅」を実践する。直新蔭流の使い手でもある。 書のワークショップを指導し、人それぞれの筆跡から、人格や状態を読んでの、スモールカウンセリングもお得意。
阿部正路(あべ・まさみち)
国学院大学教授
半世紀にわたって、和歌、俳句に日本人の心と遊びの精神を求め、伝統と近代化の関係を探る文学博士。その視線は、万葉の時代から、江戸の松尾芭蕉、明治の夏目漱石、正岡子規、魯迅へと、時代を超えて広大な日本語の表現史をカバーする。日本人の心のありようの不易流行を追い続け、言葉の芸としての和歌・俳句と、心情の歴史を繋ぐ。郷土研究会会長。北京日本学研究中心客座教授などもつとめる。
岡本光平(おかもと・こうへい)
書家・庭師
1965年、毎日書道展に最年少入選。11年間、京都に住み、古筆、仏教美術、考古学の研究を続ける。1976年独立書展特選第一席、翌年無鑑査となる。1985年、すべての団体を離れ自由な創作活動に入り、日本橋高島屋、韓国日本大使館、法然院、ライプツイヒ民族学博物館などで50数回の個展を開く。「住まい」の心をわかり易く語れる人で、庭師として5年の経験をもつ。
神田 紅(かんだ・くれない)
講談師
子供の頃はキュリー夫人に憧れ、世界初の女性宇宙飛行士テレシコワさんに憧れ、医者を目指した科学少女。早稲田大学時代に演劇に目覚め、文学座付属演劇研究所生を経て女優の道へ。昭和54年神田山陽師と出逢い、講談の魅力にとりつかれ山陽師に入門する。昭和59年講談協会の会員となり、昭和61年二つ目に昇進、平成元年真打に昇進、旧本牧亭での幕引き真打披露を行う。明るく楽しく解りやすい芸風。声に触れるだけで元気になれる。
田中優子(たなか・ゆうこ)
法政大学第一教養部教授
1986年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞に輝いた『江戸の想像力』で、江戸ブームの火付け役となった。視点を固定しない比較文化学の方法を駆使して、「島国日本」「鎖国」などの歴史への誤解を解く手並みは、実にあざやかで、その手さばきに目からウロコが落ちるほど。 広くアジアに視野を広げる氏の歴史への目は、現代へも及び、インターネットなどへの目配せも含め、つねに歴史的現在を語る姿勢を崩さない。
山口政五郎(やまぐち・まさごろう)
鳶頭
浜町抱鳶頭の長男として東京霊岸島浜町に生まれる。労働省の現代の「名工100人」の一人として卓越技能賞を受賞。仕事も遊びも一所懸命の江戸っ子の気風を生き続ける名匠である。
川勝平太(かわかつ・へいた)
国際日本文化研究センター教授
二年ほど前、その手の本が売れそうにもないと思われる永田町で飛ぶように売れ始めた本があった。氏の『文明の海洋史観』である。歴史の大きな枠組みについて、常識をくつがえす清新な「海洋史観」を提示し、注目を集める気鋭の経済史家である。学問の世界に閉じこもることなく、小渕首相主宰「21世紀日本の構想」懇談会の中心メンバーとして実践、活躍中。日本という国の背骨が問われる今日、氏の力量に期待するところ大である。
水谷一彦(みずたに・かずひこ)
地図製作技術者
精緻なダイヤグラムで知られる百科事典の平凡社で現在、地図出版に携わる。歩く人の視点から描かれ、非常にわかりやすい「ぴあマップ」の手法を開発した地図製作技術者・森下暢雄氏の弟子筋に当たる。具体的な地図作りの手法を、物の見方として応用する話が聞ける。
森本哲郎(もりもと・てつろう)
評論家
朝日新聞の学芸部次長、編集委員を経て、1976年から評論活動を開始。旅する哲学者として知られる。世界各地を歴訪し、文明批評や旅行記などの著作を多数発表している。ワールドワイドなフィールドワークにもとづく知見は、西洋文明と東洋文明の比較に及び、インターネットな時代を日本人が生き抜く指針として胸に響くものがある。

日本の語り部CD

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