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工藤さん

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韓国という隣の国を想う

2014年12月号

 最近、世界がきな臭い。
日本の近辺もきな臭い。中国、韓国、北朝鮮、特に韓国は、国を挙げての徹底嫌日である。
 古くは倭人蔑視の習性と秀吉・暴挙への恨みから始まり、1910年の朝鮮併合への恨みと、対日感情は一貫して穏やかでない。もっとも、朝鮮併合は、それまでの李朝の苛烈な民衆収奪を廃し、近代韓国の社会基盤を創ったものでもあり、また1965年の国交正常化での日本の莫大な経済・技術援助が、「漢江の奇跡」という飛躍的発展の礎になったという功績もあるのだが、これらを認めたのでは「日本帝国主義と果敢に戦って、自ら独立を勝ち取った」という韓国建国の「勇ましい建前」が崩れるから、韓国にとって、反日イズムは、いじってはならぬパンドラの箱である。
 だから、徹底した排日・嫌日教育は、国家の存亡にかかわる統治の大戦略として、朴正煕大統領の時代から、軍政、民政を問わず、連面と続けられている。現朴政権も、脆弱な統治基盤そのものが揺るぎかねないので、やめるにやめられず、偏執狂ともいえる嫌日政策をとり続けている。
 隣国とは仲良くしなければならない。国と国の関係がギクシャクするなら、民と民が親しく交流して仲良くなればよい。
 …がしかし、一体韓国という社会には、交流するに相応しい思想信条の自由はあるのだろうか?健全な民意はあるのだろうか?
 民と民同士で付き合うにしても、相手の実体を私はほとんど知らないから、感情を差し挟まずに、数字で見た韓国社会のあらましを少しく勉強してみた。
 勉強してみてホントに驚いた。韓国人の住む社会は何と恐ろしいところなのだろう!
 民主国家であることの大前提は、思想の自由・言論の自由であるが、韓国では、一貫して言論弾圧の恐怖政治が行われてきており、今もまだ歴然と行われている。まわりの目が恐ろしく、思ったことを口にできない…建前だけの民主国家の下で、民の心は委縮しているようで、恐怖政治に唯々諾々で本音が出ない人たちとは、親しい交流などとてもおぼつかない。
 思想信条の実態はどうなのだろうか?全人口のうちの宗教人口は53%で、29%がキリスト教徒で、仏教徒は23%、儒教徒はわずか0.2%と、儒教の国と教えられた国の面影はなきに等しい。宗教人口を100%として、キリスト教徒の割合は55%にのぼるから、もはや韓国の思想信条は、西洋の流儀に鞍替えしており、民族として誇るべき伝統的な信条は継承されていない実態にあるようだ。
 それでは、社会のもうひとつの土台である経済の実体はどうなのだろうか?
 まずGDPで見てみると、サムスングループの売上は、GDPの22%をも占め、国家歳入と同規模である(ちなみにトヨタグループの売上は、日本GDPの4%)。サムスンはじめ財閥企業10社の売上は、GDPの77%に達する極度の寡占化状態で、元気があるのは、大企業とその関係者だけである。
 しかもこの韓国を代表するサムスンと現代の株式はそれぞれ54%、50%弱を外国資本が保有しており、経営は外資主導で行われている実態にある。一方、銀行の外資支配も極端に進んでおり、新韓銀行は57%が外資系、外韓銀行74%、国民銀行86%、ハナ銀行72%、韓美銀行100%、第一銀行100%と、主力銀行は押しなべて外資系で押さえられている。これらを総じて、韓国経済の80%以上が外資によって牛耳られているという分析もある。
 株式配当期の毎年4月前後は、外資への高額配当で、企業や銀行は大赤字という統計的事実があり、主要企業も銀行も、もはや韓国国民のためにあるのではないことがわかる。
 これら主要企業・銀行への富の1極集中により、国民の大半はやせ細っている。
 貧困の鬱積は暴動を呼び、世界の若者が怒って暴動が多発しているが、韓国の若者はどうなのだろう?
大学進学率は90%(日本は54%)と、韓国は異常な競争社会である。苦労して大学を出ても、就職率は60%(日本94%)で、40%が就労できずにいる。しかも就労機会を得たとしても、60%が非正規雇用で正規雇用の半分の給与水準でしかないという。若年層全体の雇用率は40%と異常に低く、職にも教育の機会にもあぶれたニートは、100万人を突破したといわれている。
韓国の若者はあまりの腐敗・格差・拝金社会を怒っている。反腐敗国民連帯が、ソウル地域の中高校10校の生徒を対象に実施した2001年のアンケート調査では、生徒たちの91%が、「韓国社会は腐敗した社会だ」と答えているそうだ。

 韓国人の心は荒んでいる。このことは犯罪実態を見れば一目瞭然である。以下は、人口10万人当たりの犯罪件数の日韓比較である。韓国の横領事件は日本の40倍、詐欺事件は日本の15倍(韓国:警察白書2011年度、日本:警察白書2012年度)強盗件数は3倍、暴行は10倍、強姦は43倍、放火は8倍、殺人は3倍である(韓国:最高検察庁2011犯罪統計、日本:警察庁犯罪情勢2011年)。何とおぞましい心の風景なのだろう。
生まれ故郷が大切なのは、古今東西を問わず、人情の基本である。…が、大手求人サイトのジョブコリアの調査によると、調査対象の76%が「移民が可能であれば、韓国を離れたい」と言っている。高麗大学はエリート養成の名門校であるが、同校の学生たちの半数(51%)が、「今度生まれてくるとしたら、韓国には生まれたくない」と答えたらしい(2011年高麗大学「高大新聞」)
絶望しているのは若者だけではない。韓国の老人の自殺率は、日本の4~5倍だという。お隣の韓国社会では、老いも若きも無力感に苛まれ、絶望しきっているようで、全年齢を対象とした調査では、68%ものひとが「生まれ変わっても、韓国人には生まれたくない」と答えている(電子掲示板サイト「DCインサイド」2006年アンケート調査)ちなみに朝日新聞の「愛国心世論調査(2007年)」によると、94%の人が「日本に生まれてよかった」と答えている。

 人と人の付き合いが始まる所以は、お互いへの信頼と尊敬の念があってのことである。
 韓国…冷酷で無味乾燥なグローバリズムが事を制し、西欧流の強者の論理がはびこって、伝統遺産が希薄化してしまっている韓国社会は根無し草といえないか。自分の国や社会を愛することのできない不幸なひとたち。権力が仕掛けるねつ造と圧政に、口を閉ざして語るのをやめた人たち。いったいこの人たちとどのように仲良くできるものだろう?
 隣国は仲良くしなくてはいけない。…が、韓国の民に私たちが心を砕いたとして、いかなる真意が返ってくるものか?
 ひとは喰うために生きるにあらず。また拝金が生きる目的でもない。日本の私たちも、おのれの血を流して自由と権利を獲得したわけではないから、偉そうな口をきく資格はないものの、最低限、人間の尊厳に関しては、背骨がしっかりしていると思う。
 韓国のひとたちよ。「恨」や「嫌」や「孤」ではなく、「信」と「好」と「共」をこそ心の中心に据えて、韓国というおのれの社会を正視してほしい。目を見開いて、権力の姑息な欺瞞に気づいてほしい。そして少しでいいから勇気を出して、変革への一言ふた言を発してほしい。私たち日本人も勇気が足りないけれど、いま少し勇気を出して、もっと良い次の日本に向けて、変革を口にし合っていきたいと思う。

 隣国としての仲良いお付き合いは、まずお互いが、せめてこの程度の高みに立たなければ成り立たないと思う。【工藤】

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